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IgG(遅延型)フードアレルギー検査の体験・評価

今日は、先日の「グルテンフリー2週間チャレンジ」に伴い検査した、「IgG(遅延型)フードアレルギー検査」の有効性・妥当性についての私の体感・考察です。
<過去記事:グルテンフリー2週間体験記 〜0.8kg痩せた!?効果と限界

<前置き>
プロテニスプレイヤーのノバク・ジェコビッチ選手(セルビア)の著作「ジェコビッチの生まれ変わる食事」において、小麦等に含まれるグルテンを除去することによって健康になるという、「グルテン・フリー」の効果が記述されています。

通常、アレルギー検査はIgE(即効型)の検査が行われています。食後にじんましんが出たり、唇がかゆくなったりといった反応を調べます。
ジェコビッチ氏の問題であったのが「遅延型アレルギー」、食後の5時間〜1日後とかに現れるアレルギー症状です。これを検査する方法を、IgG(遅延型)アレルギー検査と言います。
・・・最後の一文字が「E」か「G」かの違いだけで、まことにややこしいです(汗)

ところが、このIgG(遅延型)アレルギー検査に関し、日本アレルギー学会は反対の立場を表明しています。
反対理由の要約はこちら(注:意訳しています。気になる人は原文も下記リンクから見て下さい)。
1. IgG抗体は食物アレルギーのない健常な人にも存在する抗体である。
2. 食物アレルギー負荷試験(実際に食べてみて、反応を確認する試験)の結果と一致しない。
3. 血清中のIgG抗体のレベルは単に食物の摂取量に比例しているだけである。
4. よって、このIgG抗体検査結果を根拠として原因食品を診断し、陽性の場合に食物除去を指導すると、原因ではない食品まで除去となり、多品目に及ぶ場合は健康被害(栄養が足りなくなる)を招くおそれもある。
<外部リンク:日本アレルギー学会「学会見解」

どうやら、米国や欧州のアレルギー学会も同様の見解の様子。
<参考外部リンク:IgG検査に疑問あり!? 抗アレルギーダイエットへの懸念

じゃあ、ジェコビッチ選手は? 
ネットで「効果があった!」と書いている人はプラシーボ効果(ただの粉を「薬だよ」と言われて飲むと、本当に治ってしまう効果)なの?

<実際のとこ、どうなの?>
私も「情報の矛盾」に逡巡しましたが、「信じるな、疑うな、確認せよ」ということで、IgG(遅延型)アレルギー検査を受けてみることにしました。
値段は(保険適用外なので)お高いですが、amazonで簡単に自宅で検査することが出来ます。

こちらのアンブロシア株式会社の検査キットは、発注後に数日で自宅に届き、自分で採血をして投函するものです。採血は、付属の消毒薬で拭いてから、付属の針で指先に穴を空け(簡単です)、スティックの先の小さな綿みたいなものに血液をこすりつける感じです(血液の出が悪い場合は、おもいっきり指を強く押すのがコツです)。血液はアンブロシア社を通じてアメリカで検査され、2〜4週間程度でアンブロシア社から日本語で結果報告が届きます。

<IgG(遅延型)アレルギー検査の結果 〜私の場合>
グルテンフリーを2週間試した結果は「効果が体感できなかった」のですが、検査結果は「小麦に反応なし」。納得の結果でした。ただし、製パン用イーストに若干の反応があるので、食パンはなるべく避けた方が良さそうです。でも、うどんやパスタを気にせずに食べられるのは大きいです!

反応が強く出たのは「乳製品」。チーズにも反応がありますが、特に乳清・牛乳・ヨーグルトに強く反応が出ていました。小学校の給食の頃から牛乳は苦手でしたが、大人になり、あま〜いカフェラテ・あま〜いミルクティー・あま〜いヨーグルトを好んでいました(このブログを書く様になった頃からは控え目です)。「ヨーグルトは健康に良い」とか「カフェラテで一服」みたいなCM・広告のイメージの影響もあったかもしれません。
IgG(遅延型)アレルギー検査の数値だけからすると、乳製品は控えた方が良さそうです。

普段の主食であるコメ、「白米」と「玄米」には全く反応なし!
食卓の常連である「卵」も問題なし。

乳製品と製パンイースト以外はほとんど反応がない中、「さやいんげん」と「牡蛎(カキ)」に反応がありました。
「さやいんげん」は実家(子供の頃)の食卓の常連で、私の苦手だったもの。
「牡蛎」は、30代で「生牡蠣」を食べて好物になったものの、栄養があるからと一時期「カキフライ」をほぼ毎日無理やり食べていた頃があり、「おいしく感じない時」が結構ありました。
さやいんげんと牡蠣の共通点は、今から思えば「身体に拒否感があった」こと。

反応があった「さやいんげん」も「カキ」も、「一時期、毎日の様に食べた」ものの、今ではほとんど口にしません。
先に述べた通り、毎日食べている米・卵は、全く反応がありません。

これらの結果を考えるに、日本アレルギー学会の言う「3. 血清中のIgG抗体のレベルは単に食物の摂取量に比例しているだけである。」は、私には当てはまりませんでした。

<IgE(速効型)アレルギー検査も受けてみました>
IgG(遅延型)アレルギー検査で乳製品の反応があったので、昔ながらのIgE(速効型)アレルギー検査を近所の医院で受けてきました。
結果は、「ミルク・チーズ・小麦・卵黄・卵白」全て反応なし!(0.10Ua/mL未満)
日本アレルギー学会の見解に従えば、私は上記を食してもアレルギー上、問題はないということになります。
つまり、私にとって乳製品は「IgE=速効型=日本アレルギー学会はアレルギー上問題なし」と言い、「IgG=遅延型=ジェコビッチ選手の主張する考え方では身体に問題あり」と言っていることになります。

<ここからが本当の実験!>
検査結果を受けて、「乳製品を控える」(ついでに元々あまり食べていない「パン・カキ・さやいんげん」も控える)生活を2週間続けてみました。
最近は「ノンカフェイン・コーヒーに牛乳を少し入れて飲む」のが好きだったのですが、ハチミツを入れてごまかす様にしました。

そして2週間経った後、乳製品を食べたらどのような身体反応があるのか、実験してみました。
実験を5回程してみましたが、何も3〜8時間後に「胃もたれ or 軟便 or 下痢」が襲ってきました。「腹痛」を伴ったこともあります。
「頭にモヤがかかる」や「頭痛」「だるさ」については、よくわかりませんでした。

小学生の頃から聞く「牛乳は胃にもたれる」とか、「日本人は欧米人と比べて乳製品を食べてきた歴史が短い(明治以降の150年、特に第二次大戦後のGHQの統治時代〜)から身体が乳製品に対応していない」という説をよく聞きますので、IgGうんぬん以前の問題なのかもしれません。

ですが、私にとって「乳製品・パン・牡蛎・さやいんげん」は可能なら避けた方が良い存在であり、特に「乳製品」には要注意ということが認識出来ました。
実は、ジェコビッチ選手も、「検査を受けて該当した食物を避けるべきだ。私の場合はそれがグルテンだっただけ」の旨を著書で述べています。「グルテンへの批判」の部分が多いので印象が薄いのですが。。。

<終わりに>
日本を含む世界のアレルギー学会が批判する「IgG(遅延型)アレルギー検査」ですが、ネットの「口コミ」レベルでは「役に立った」という発言が結構あるのも事実です。
私の受けたアンブロシア社のアレルギー検査も、アマゾンの評価は星4つ(満点で星5つ)と高評価です(レビューを見ると色々参考になると思います)。
IgG(遅延型)アレルギー食物と、身体のアレルギー症状の相関関係がはっきりせず(数時間〜数日後に現れるので当たり前ですよね)、該当食物を全部食事制限してしまうと「健康被害を招くおそれもある」=栄養が足りなくなる懸念がある=あくまでケネン、という理解を私はしています。

私は、利権(製薬業界、更にはアレルゲンである小麦・乳製品が欧米の主要輸出品であること)の問題があるのではないかと想像したりしましたが、真実はわかりません・・・

私の体験を振り返ると、遅延型アレルギー検査の陽性反応の食物は、アレルギーではないのかもしれませんが、身体に害をなしている可能性があります。
私は、検査してみて良かったと感じています。
3万円弱(2017/5/30現在)と、ちょっと金額が高いのは事実ですが(汗)、上手くいくとあなたの今後の人生に良い影響を与える可能性がありますよ!(もちろん、無駄に終わる可能性もあります)。

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