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舌下免疫療法の開始時期 ~杉花粉症の方に効果的!

舌

杉花粉症の方に朗報!
今日は、2014年1月17日に薬が認可された、舌下免疫療法の話。

自分は、アレルゲン免疫療法(減感作療法)という、アレルギー治療を行っています。
詳しくは過去記事を参照願いたいですが、簡単に説明します。
ご存知の方は飛ばして下さいね。

<アレルゲン免疫療法(減感作療法)>
本来、細菌やウイルスといった外敵が体内に入り込んだときに、体を守るために働く免疫系が勘違いを起こすのがアレルギー反応です。本来外敵でも何でもないアレルゲンが体の中に入ったときに免疫系が外敵と勘違いして反応が起こってしまうのです。
この勘違いを直すために、ほんの少しのアレルゲンを体内に入れます。大変少ない量のアレルゲンに接触したときには、免疫系は「外敵」と思わずにいます。そこでしばらくしてから、もう少しだけ多い量のアレルゲンを体内に入れます。そのときも免疫系は少ないために外敵とはまた認識しません、この繰り返しをすることによってアレルギーの発生をおさえる治療法です。

自分の受けているアレルゲン免疫は注射方式であり、特に最初の6か月間は毎週病院に通う必要があります。
今までは、注射方式のみ保健の適用が認められてきました。
今回認可された鳥居薬品シダトレンを使用した舌下免疫療法は、舌の下にアレルギーエキスを目薬の様に垂らして2分間待ち、そのままのみ込む方法です。
注射ではありませんので、痛くありません!
さらに、毎週病医院に通う必要がありません!
しかし、当初の1年間は月に2回病院に通う必要があります(後の2年は月1度)。
そして、注射方式の場合は週一~月一のみですが、舌下免疫療法では365日毎日アレルギーエキスを取り込む必要があります(エキスは冷蔵庫保管)。

だから、正直言って「根性がいる」治療法です。

そして効果ですが、1割は根治、つまり全く症状が無くなります。5割は症状が半分位になり、ピークの1週間だけ薬を服用する程度まで治まります。残りの2割は症状が軽くなり、最後の2割には効果が認められません。

また、正しい方法で摂取しないと、効果がないばかりかアナフィラキシーショック(手足のしびれ・じんましん・呼吸困難、場合によっては死に至る)になる可能性も残ります(注射方式よりもリスクは減少しています)。

それでもやるのかという話ですが、注射方式で杉とハウスダスト(ダニ)を受けた自分には明確な効果が認められ、開始2年目の昨年の花粉症シーズンでは、マスクのみの使用で薬は不要でした!
減感作療法を始める前は一年中タリオンを飲み、花粉症のハイシーズンにはオノンも飲み、さらに酷い時にはステロイドの点鼻薬を使っていましたから、かなりの効果です。
また、花粉がない地域・国に行かない限り、3年の治療で効果はほぼ続くと言われています。
ほぼ唯一のアレルギーの根本治療法と言われる所以です。
なお、注射方式ですと杉花粉とハウスダスト(ダニ)の2種類が日本では認可されていますが、今回認可された舌下方式は杉花粉のみであり、ハウスダストは配合が難しいそうで数年かかる予定とのこと。
また、対象年齢は12歳以上です(注射方式では小学生でも可能な様子)。

舌下免疫療法は、今年(2014年)5~6月頃に薬が出回る予定(2014年1月現在)です。
今年の花粉症には間に合いませんが、来シーズンには余裕で対応できますね!
これを機会に、花粉症の根本治療を検討されてはいかがでしょうか。

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